エスニックマガジン監修者のケージー(https://lit.link/kgethnicfood)です!
全国450店舗以上のエスニック料理店を訪問し、エスニック情報を日々発信しています!
今回は、ラクサについて紹介します!
- ラクサってどんな料理?
- どこの国の料理なんだろう?
- 地域差があるって聞いたことがあるけど、どのように違うの?
- ラクサは健康的?栄養成分についても知りたい!
- 家でも作れる?おすすめのレシピや市販のキットを紹介してほしい!
- 美味しいラクサを楽しめるおすすめのお店を教えてほしい!
などの疑問や要望をお持ちではないでしょうか?
ラクサは、主にシンガポールやマレーシアなどの東南アジア諸国でよく食べられている麺料理です。
ラクサは歴史との関わりが深く、地域によって異なる様式で根付いています。
知れば知るほど奥が深い料理です♪
この記事では、東南アジアの麺料理「ラクサ」についてルーツや文化的背景も交えながら紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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ラクサは東南アジアで超定番の麺料理!
まずは、ラクサがどんな料理なのかを詳しく解説していきます!
多文化結婚によって誕生したニョニャ料理の代表格
ラクサは、マレー料理と中華料理が融合したニョニャ料理のひとつです。
ニョニャ料理は、中華系移民の男性(華僑/ババ)とマレー系の女性(ニョニャ)の結婚によって誕生したのだとか。
ニョニャ料理について、JTBマレーシア支店の特集記事に以下のような記載がありました。
ニョニャ料理はマラッカが発祥の地といわれ、他にも他国との交易が盛んだったペナンやシンガポールでも同様に中華とマレーが融合した料理として根付いています。
JTBマレーシア支店 (2020) 「マレーシア・伝統のニョニャ料理🍳について」https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/MY/2018/08/nonya-cuisine.html
このような背景により、ラクサをはじめとするニョニャ料理は現在も東南アジア諸国で親しまれているのですね!
また、ラクサの誕生について「アセアンのそよ風」のweb記事では、
バニョニャの祖とされる華僑の男性たちは、現地で知り合ったマレーの女性と結婚しますが、夫の故郷の味だった麺料理に妻であるマレーの女性たちがそのスープに、地元で気軽に採れるココナッツミルクを取り入れたことから始まったようです。華僑の夫にとっては、そんな麺料理を見たら恐らく驚いたでしょう。そんな味もマレーの女性からするとこの方が食べやすいと見たのが解ります。恐らくはそんなところから、ラクサの中でも最も有名なカレーラクサができた模様です。
アセアンのそよ風 (2019) 「ラクサとは? ペナン島でも食べた麺料理ラクサの起源や語源と種類を確認」https://asianfoodsbiz.wordpress.com/2019/08/22/%E3%81%82/#zai1
と述べられています。
以上をまとめると、ラクサはマレーと中華の2つの文化が融合し、独自の進化を遂げた料理といえますね!
語源については諸説あり
ラクサ(LAKSA/叻沙)の語源については、
- 古代インドのサンスクリット語の「LAKH(=多くの)」
- 古代ペルシャ語の「LAKHSHA(=ツルっとした)」
という2つの説が有力です。
ラクサはバリエーションが豊富ですし、ツルツルした麺が入っているのでどちらとも語源のように思えますね!
所変われば品変わる!地域ごとにみるラクサの種類
ラクサは地域によって様式が異なり、それぞれに独自の特徴がある料理でもあります。
ここでは、数あるラクサの中から、代表的な4種類の特徴をまとめます。
シンガポールラクサ(ニョニャラクサ)
シンガポールラクサは、シンガポールやマラッカ(マレーシア南部)でよく食べられています。
日本人にとって最も馴染み深いラクサであり、日本で「ラクサ」というと、このシンガポールラクサを指すことが多いです。
主な材料は
- エビ(出汁・トッピング両用)
- ココナッツミルク
- カレー系のスパイス(ターメリック・クミンなど)
- 米麺
- 油揚げ
- 魚のすり身
- ゆでたまご
- もやし
などです。
味の決め手は、エビからとる出汁・ココナッツミルク・カレー系のスパイス。
ココナッツミルクが入っていることで、とってもクリーミーな味わいに仕上がります!
カレーラクサの一種ですが、カレーラクサに区分されるものよりココナッツミルクが多く配合されているんだとか!
カレーラクサ
カレーラクサは、マレーシアの首都クアラルンプールでよく食べられています。
主な材料についてはシンガポールラクサとあまり違いはありませんが、最大の特徴はその辛さです。
シンガポールラクサと比較すると、ココナッツミルクが少なめで、辛めの仕上がりになっています。
辛党の方にはぜひ食べてみて欲しい逸品です!
アッサム(ペナン)ラクサ
アッサムラクサは、マレーシアのペナン島発祥のラクサです。
地名をとって「ペナンラクサ」とも呼ばれています。
「アッサム」はマレー語で酸っぱいの意で、スープに酸味があるのが特徴です。
また、アッサムラクサはカレー系のクリーミーなラクサと異なり、魚からの出汁でスープを作ります。
主な材料は
- 魚の出汁
- タマリンド
- レモングラス
- ラオラム(ハーブの1種)
- 米麺
- 魚のほぐし身
- パイナップル
- きゅうり
などで、太めの米麺を用いることが多いようです。
サラワクラクサ
サラワクラクサは、ボルネオ島北部でよく食べられていて、発祥の地がサラワク州であることから「サラワクラクサ」と呼ばれています。
ココナッツミルクベースのカレー系のラクサに分類されますが、サラワク産の黒胡椒が入っているのが特徴です。
サラワクラクサは細めの米麺が用いられるため、スパイスが効いていながらも非常に食べやすい仕上がりです。
ちなみに、現地では朝食として親しまれているんだそう。
ラクサは健康的?気になる栄養価について!
ラクサの気になる栄養価について、「成城石井のシンガポール風ラクサ」を参考に、1食当たりの推奨摂取量と比較してみます。
栄養成分 | 成城石井 シンガポール風ラクサ | 1食当たりの推奨摂取量 |
---|---|---|
カロリー | 656kcal | 536~751kcal |
タンパク質 | 26.30g | 15~34g |
脂質 | 39.90g | 13~20g |
炭水化物 | 49.10g | 75~105g |
成城石井 シンガポール風ラクサ:fatsecretのデータから抜粋
1食当たりの推奨摂取量:カロリーSlismのデータから抜粋
上記より
- カロリーとタンパク質は1食の目安を十分に補える
- 脂質は多め
- 炭水化物はやや少なめ
ということがわかります。
脂質が多いのはカレー系ラクサのベースとなる「ココナッツミルク」によるものだと思われますが、ココナッツミルクには
- カリウム(むくみの解消・高血圧予防)
- ビタミンE (細胞や血管の健康維持)
- ラウリン酸 (アンチエイジング・認知機能改善)
- 鉄(貧血予防)
などの健康や美容に嬉しい効能がたくさんあることも事実です!
よって、食べすぎに注意すれば健康や美容にも良い料理であるといえますね。
麺は米由来のものなので、グルテンフリーにこだわっている方にもおすすめです!
お家で作れる!ラクサのレシピ
お家でラクサを作る際に参考になるレシピです。
今回は、シンガポールラクサとアッサムラクサの2種類を紹介します!
シンガポールラクサ(ニョニャラクサ)
アッサムラクサ(ペナンラクサ)
市販でラクサを楽しむなら?
市販でラクサを楽しみたい人は、成城石井のシンガポール風ラクサが定番ですね!
また、日清のカップヌードルにもシンガポール風ラクサ味があり、日本のカップラーメン×ラクサの融合を楽しめます。
どちらもおすすめ商品なので、まだ試したことがない人もぜひトライしてみてください!
お家でラクサを楽しむならこちら!
美味しいラクサを堪能できるおすすめのエスニック料理店
ここからは、ラクサが美味しいおすすめのエスニック料理店を地域別に紹介していきます!
東京都
店舗名 | 所在地 | 最寄 |
---|---|---|
SINGAPORE HOLIC LAKSA | 渋谷区宇田川町 | 渋谷駅 |
シンガポール海南鶏飯 水道橋本店 | 千代田区神田三崎町 | 水道橋駅 |
松記鶏飯 | 千代田区神田司町 | 小川町駅、淡路町駅 |
Noodle House Laundry | 千代田区丸の内 | 東京駅 |
威南記海南鶏飯 日本本店 | 港区芝浦 | 田町駅 |
シンガポールホーカーズ立川 | 立川市柴崎町 | 立川駅、立川南駅 |
まとめ
今回は、東南アジアの麺料理「ラクサ」を紹介しました。
中華系移民の移住により、マレー料理と中華料理の要素が融合され、地域によって独自の進化を遂げた料理です。
それぞれの地域のラクサの特徴についても、存分におわかりいただけたかと思います!
健康や美容にも良い成分がたくさん含まれているので、気になる方はぜひ1度チャレンジしてみてください♪
ラクサが大好きな方は、地域別のラクサを食べ比べてみるのも楽しそうですね!
文化的背景を知ってから食べると、味の感じ方も変わってきます!
おすすめのお店リストを参考に、さっそく食べに行ってこようっと♪