
エスニックマガジン監修者のケージー(https://lit.link/kgethnicfood)です!
全国450店舗以上のエスニック料理店を訪問し、エスニック情報を日々発信しています!
今回は、吉祥寺にあるベトナム南部でよく食べられるフーティウの専門店、SADEC TOKYO 吉祥寺をご紹介します!
SADEC TOKYO 吉祥寺さんは、吉祥寺の賑やかなエリアにありながら、一歩足を踏み入れるとまるでアジアのどこかの街角に迷い込んだかのような雰囲気。
また、神田にあるSADEC TOKYOの2店舗目としても人気を博しております。
都内ではなかなか食べることができない、ベトナム料理のフーティウを堪能できる数少ないお店。
この記事では、SADEC TOKYO 吉祥寺さんの気になるお店情報から、実際に味わった感動のメニュー、そしてフーティウの魅力まで、徹底的にレポートしていきます。
ぜひ最後までチェックしてくださいね!


(株)イコック代表取締役。香川県直島町出身。学生時代にバックパッカーで32カ国を旅する。その後エスニック料理店特化のInstagramアカウント「ケージー | エスニックマガジン」を立ち上げ、9ヶ月でフォロワー1万人を達成。卒業後は(株)リクルートに入社し、ホットペッパーグルメに配属。関東圏での新規営業・大阪でのリテール営業を経て退職し、イコックを創業。現在は当メディア「エスニックマガジン」や姉妹サイトの「エスニック総研」を展開しながらエスニック料理店向けの集客コンサルティングを行うとともに、地元直島でインバウンド向け情報サイト「Finding Naoshima」の運営にも取り組む。
フーティウとは?フォーとの違いも解説!


そもそも、フーティウという料理を聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか?
今回はフーティウについて聞いたことがない人でもフーティウがどんな料理で、ベトナム料理で一番有名な麺料理であるフォーとの違いは何なのかまで詳しく紹介していきます。
フーティウとは?


フーティウ(ベトナム語:Hủ tiếu)は、ベトナム南部やカンボジアで広く食べられている米粉の麺料理です。
透明感のある細い米麺が特徴で、あっさりとした豚骨や鶏ガラベースのスープでいただくのが一般的です。
具材には
- 豚肉のスライス
- 海老
- もやし
- 揚げネギ
- レタス
などが入り、香草やライムを添えて提供されます。
スープありの「フーティウ・ヌオック」と、スープなしでタレと和えて食べる「フーティウ・コー」の2種類があり、その日の気分で選べるのが魅力です。


フォーとの違いは?


よく比較されるベトナムの国民食「フォー」も米粉麺ですが、フーティウとはいくつかの違いがあります。
- 麺の形状: フォーは平たい麺が主流なのに対し、フーティウは細くて丸い麺が特徴的です。
- スープの味付け: フォーのスープはどちらかというとハーブの香りが際立つあっさり系が多いですが、フーティウは豚骨や豚肉の旨味がベースになった、より濃厚でコクのあるスープが多い傾向にあります。
- 具材: フーティウは豚肉や海老など、より幅広い具材が使われることが多く、食感のバリエーションも豊かです。
どちらも米粉麺ですが、それぞれ異なる魅力を持つので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。



フォーはベトナム北部(ハノイなど)でよく食べられている麺料理ですが、フーティウはベトナム南部(ホーチミンなど)で主に食べれているのも違いの1つです!
SADEC TOKYO 吉祥寺の外観と店内の様子


SADEC TOKYO 吉祥寺店は、吉祥寺駅から徒歩3分という好立地に位置しています。
繁華街の中にありながらも、どこか異国情緒を感じさせる佇まいは、まるで現地の屋台のようでした!


店内は、ベトナム現地の食堂を思わせるアットホームな雰囲気。
テーブル席が複数と、カウンター席も用意されており、おひとり様でも友人同士でも利用しやすい造りです。


壁には現地の風景写真などが飾られ、BGMも異国の音楽が流れており、まるでベトナム旅行に来たかのような気分にさせてくれます。
活気がありつつも、どこか落ち着ける空間で、ゆっくりと本格的なフーティウを味わうことができます。
SADEC TOKYO 吉祥寺のメニュー


- 豚肉フーティウ ¥930
- 海鮮フーティウ ¥990
- 牛肉フーティウ ¥990
- 肉団子フーティウ ¥960
- ホルモンフーティウ ¥960
- ワンタンフーティウ ¥960
- 白身魚フーティウ ¥960
- 鶏肉フーティウ ¥930
- スペシャルフーティウ ¥1,550
フーティウは、汁ありと汁なしの2種類を楽しめます。
汁ありフーティウは、豚骨や豚肉の旨味が凝縮された透明感のあるスープに、茹でたての細い米麺、豚肉のスライス、豚ひき肉、もやし、揚げネギなどがたっぷり入った一品です。
あっさりとしていながらも奥深いコクがあり、口に運ぶたびに豚肉の旨みとスープの香りが広がります。
一方、汁なしフーティウは、スープなしのフーティウです。
茹でた細い米麺に、特製の甘辛いタレを絡め、海老、イカなどの海鮮具材、豚ひき肉、もやし、レタス、フライドオニオンなどが盛り付けられています。
よく混ぜて食べることで、タレの旨みと具材の食感が一体となり、香ばしさと奥深い味わいが楽しめます。
無料でいただけるハス茶も、香り高く美味しかったです。
SADEC TOKYO 吉祥寺で頂くフーティウを食レポ
今回の訪問では、お店の看板メニューである「汁あり豚肉フーティウ」と「汁なし海鮮フーティウ」を両方注文し、その魅力を存分に味わってきました!
汁あり豚肉フーティウ


まず驚かされたのは、そのスープの透明感と、口に含んだ瞬間に広がる豚肉の豊かな旨みです。
見た目はあっさりとしていますが、豚骨や豚肉の深いコクがしっかりと感じられ、それでいてしつこさが全くありません!
細い米麺はツルツルとした喉越しで、スープによく絡みます。
柔らかく煮込まれた豚肉スライスも絶品で、揚げネギの香ばしさが良いアクセントになっていました。



日本のラーメンとはまた違う、優しいけれど奥深い味わいに、箸が止まりませんでした(笑)
汁なし海鮮フーティウ


汁なしのフーティウは、運ばれてきた瞬間から、甘辛い特製タレと具材の香りが食欲をそそります。
よく混ぜていただくと、タレが麺全体に絡みつき、海鮮の旨みと豚ひき肉のコク、そしてシャキシャキとしたもやしやレタスの食感が一度に楽しめます。
フライドオニオンの香ばしさも加わり、様々な味が口の中で複雑に混ざり合い、食べるほどに病みつきになる美味しさでした。
汁ありとはまた異なるダイナミックな味わいで、両方食べ比べたくなる気持ちがよくわかりました〜!



汁なしと汁ありどちらもいただきましたが、どちらも非常に美味しかったです♪
なかなか食べることがほとんどないフーティウですが、これは1度食べればやみつきになるなと思いました〜〜笑
SADEC TOKYO 吉祥寺の詳細・アクセス・場所
店名 | SADEC TOKYO 吉祥寺店 |
---|---|
公式サイト | https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13300199/ |
電話番号 | 0422-27-1315 |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-1 ロフト 1F |
アクセス | 吉祥寺駅北口から徒歩3分 吉祥寺駅から252m |
営業時間 | 月・火・木・金・土・日・祝日 11:00 – 21:00 L.O. 20:30 |
定休日 | 水 年末年始の休業がございます。 |
予算 | ■ランチ 〜¥999 ■ディナー 〜¥999 |
支払い方法 | カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
席数 | 14席 (カウンター8席、テーブル6席) |
個室 | 無 |
貸切 | 不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 | 無 |
▼場所
まとめ:SADEC TOKYO 吉祥寺のお店紹介


以上、SADEC TOKYO 吉祥寺店さんをご紹介しました!
吉祥寺駅からすぐという便利な立地で本場のフーティウを存分に楽しめ、フーティウの奥深さや「汁あり」と「汁なし」の両方で異なる魅力を発見できる、素晴らしいお店でした。
まだフーティウを食べたことがない方も、フォーとの違いを感じてみたい方も、ぜひ1度こちらのお店に足を運んでみてください。
きっと、新たなエスニック麺料理の世界に魅了されるはずです!



エスニック系があまり得意でない人でも食べやすいフーティウ…!
ぜひ一度この感動を吉祥寺で味わってみてください〜!
スライドショー
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