エスニックマガジン監修者のケージー(https://lit.link/kgethnicfood)です!
全国450店舗以上のエスニック料理店を訪問し、エスニック情報を日々発信しています!
今回は、レッドカレーについて紹介します!
- レッドカレーってどんな料理?
- グリーンカレーとは何が違うの?
- おすすめの食べ方は?
- レッドカレーは健康的?栄養成分についても知りたい!
- 家でも作れる?おすすめのレシピや市販のキットを紹介してほしい!
- 美味しいレッドカレーが食べれるお店を紹介してほしい!
などの疑問や要望をお持ちではないでしょうか?
レッドカレーは、その名の通り鮮やかな赤い色が特徴的な、タイのスープ料理です。
グリーンカレー、イエローカレーと並び、3大タイカレーのひとつとしても知られています。
現地では屋台やレストランなどで定番料理として親しまれているそう!
日本でもタイ料理店はもちろんのこと、スーパーのレトルトコーナーなどでもよく見かける気がします!
この記事では、「レッドカレー」について様々な観点から紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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レッドカレーってどんな料理?
まずは、レッドカレーがどんな料理なのかを詳しく解説していきます!
語源
レッドカレーの正式な呼称は「ゲーン・ペッ(แกงเผ็ด)」。
それぞれ
- ゲーン แกง (汁物/スープ)
- ペッ เผ็ด (辛い)
の意を表すタイ語で、直訳すると「辛いスープ」となります。
主な材料
レッドカレーの主な材料は、
- 赤唐辛子
- にんにく
- シャロット(玉ねぎの一種)
- レモングラス
- バイマックルー(乾燥こぶみかんの葉)
- ココナッツミルク
- ローストダック/鶏肉/牛肉/海鮮
- たけのこ
- ピーマン
- パプリカ
などです。
ベースとなるココナッツミルクに、赤唐辛子、にんにく、シャロットなどをすりつぶしたペーストを加えます。
さらに、レモングラスとバイマックルーによりさわやかさもプラスされ、全体として甘さの中にすっきりとした辛さが際立つ洗練された味に仕上がります。
現地では、メインの具材としてローストダックを用いることが多いそうですが、日本では主に鶏肉、牛肉、海鮮(エビなど)を用います。
野菜はピーマン、パプリカ、たけのこが入っていることが多いです。
ローストダックのレッドカレーは日本でなかなか見かけないので、タイに行ったら絶対オーダーしたい!
グリーンカレーとは何が違うの?辛さについても解説!
- グリーンカレーとはどう違うの?
- レッドカレーって実際どのくらい辛いの?
などの疑問を抱いている方も多いかと思いますので、ここではグリーンカレーとの違いについて解説します。
結論からいいますと、使用する唐辛子が青唐辛子か赤唐辛子かの違いということになります。
色からもおわかりの通り、グリーンカレーが青唐辛子、レッドカレーが赤唐辛子です。
では、レッドカレーとグリーンカレーはどちらの方が辛いのでしょうか?
一見、レッドカレーの方が辛そうですよね(笑)
ですが、実は見た目に反してグリーンカレーの方が辛いんです!
ゲーンキャオワーン(甘い緑のスープ)なのに、グリーンカレーの方が辛いんだ!
なぜだろう?
この理由は、使用する唐辛子の種類によるもの。
グリーンカレーに用いられる青唐辛子は、鷹の爪よりも辛いことで知られている「プリッキーヌ」という種です。
加熱前の生の状態のものをペーストにすることで、痺れるような刺激的な辛さになるのです。
対して、レッドカレーは複数の赤唐辛子をブレンドします。
レッドカレーの辛さの特徴に関して、ヤマモリのコラムに以下のような記載がありました。
辛さの特徴はその複雑さ。唐辛子は大きな品種と小さな品種、更にはフレッシュなものと乾燥したものをブレンドして使います。
出典: ヤマモリ タイカレーの辛さの違いのお話
大きな唐辛子は鮮やかな色と甘みを、小さな唐辛子は香りと辛さを与え、キレのよい生唐辛子だけでは表現できない乾燥唐辛子の余韻の長い辛さがカレーの深みにつながります。
辛い種と辛くない種をブレンドしてペーストにすることで、奥深さのある程よい辛さに仕上がるのですね。
以上を踏まえ、レッドカレーとグリーンカレーの違いについて要点をまとめます。
- レッドカレーは赤唐辛子、グリーンカレーは青唐辛子を用いる
- レッドカレーよりグリーンカレーの方が辛い
レッドカレーのおすすめの食べ方は?
レッドカレーは、タイカレーの中でも食べ方のバリエーションが多いです。
単体で食べる、メインの具材を変えてみる、など好みやその日の気分に合わせて楽しむことができます。
そんな豊富な選択肢の中から、おすすめの食べ方を2つ紹介します!
ご飯と一緒に食べる
まずは王道中の王道ですね(笑)
やはり、レッドカレーとご飯の相性は抜群です。
タイ米との相性が最強なのは言わずもがなですが、日本米とも十分合うかと思います。
ちなみに、本場ではスープ料理であるゲーンをご飯にかけて食べるのが主流なんだそう。
麺を入れてカオソーイに
たまには違う食べ方をしてみたいという方は、レッドカレーに麺を入れてみてはいかがでしょうか。
そうすることで、「カオソーイ」として楽しむことができるんです!
カオソーイは、チェンマイで親しまれているカレーラーメン。
ベースとなるカレースープに揚げ・茹での2種類の麺が入っているのが特徴です。
カオソーイのベースはレッドカレーなので、2種類の麺を入れるとカオソーイを再現できます!
お店ではカオソーイとしてメニューにあることが多いので、そちらを注文するのが良いかと思います!
レッドカレーは健康的?気になる栄養価について!
レッドカレーの気になる栄養価について、1食当たりの推奨摂取量と比較してみます。
栄養成分 | レッドカレー | 1食当たりの推奨摂取量 |
---|---|---|
カロリー | 233kcal | 536~751kcal |
タンパク質 | 12.8g | 15~34g |
脂質 | 15.5g | 13~20g |
炭水化物 | 10.6g | 75~105g |
マッサマンカレー:ヤマモリの商品情報から抜粋
1食当たりの推奨摂取量:カロリーSlismのデータから抜粋
※1食分(180g)のカロリーで、お米なしの場合
今回特に注目していただきたいのは、「脂質」の項目です。
他のタイカレー(ゲーン)の脂質は20gを超えてきますが、レッドカレーは、なんと15.5g!
脂質が大幅に低いといえますね。
脂質を気にしている方は、レッドカレーを選ぶのが良さそうですね!
もうひとつ気になるのは「タンパク質」の項目。
少し足りない気はしますが、タンパク質が多めな具材をプラスすることで、十分な量を取ることができます。
健康志向の方はエビや牛赤身肉などの高タンパク・低脂質の食材をプラスすると良さそうです!
糖質に関しては、ご飯などの炭水化物をプラスすることで十分に補えますよ。
以上を踏まえ、レッドカレーの栄養価について要点をまとめます。
- 脂質が低めなので健康志向の方にもおすすめ
- 高タンパク・低脂質の食材をプラスすることでより健康的に楽しめる
お家で作れる!レッドカレーのレシピ
お家で作る際に参考になるレシピサイトです。
今回は、
- お店のような本格的な味を家で再現したい!
- はじめてでも簡単に作れるレシピを知りたい!
- レッドカレーのアレンジレを教えてほしい!
といった3種類のニーズに沿ったたレシピを紹介します。
併せておすすめの市販キットも紹介しますので、そちらもチェックしてみてください!
1から作る!本格レシピ
気軽に作れる!簡単レシピ
エスニックに馴染みがなくても楽しめる!アレンジレシピ
レンジ1つでお手軽に!おすすめの市販キット
お家でレッドカレーを楽しむならこちら!
レッドカレーが美味しいタイ料理店
ここからは、マッサマンカレーが美味しいおすすめのエスニック料理店を地域別に紹介していきます!
東京都
まとめ
今回は、「レッドカレー」を紹介しました!
その名の通り、鮮やかな赤い色が特徴のタイの定番スープ料理です。
グリーンカレーとの違いや、栄養価についてもおわかりいただけたかと思います。
まだ食べたことのない方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!
複数の唐辛子がブレンドされた、深みのある辛さの虜になること間違いなしです!
レッドカレーを愛してやまない方は、自宅で自分好みに作ってみるのなんかも良いですね♪
レッドカレー、食べたくなってきた(笑)
レシピやおすすめの食べ方を参考に、好みの味や食べ方を探究してみようっと!